2012年4月2日9:00
クレジットカードやデビットカードの利用促進に欠かせないリウォーズプログラム。これをサービスとして提供しているFiserv(ファイサーブ)は、2011年のリウォーズソリューションへの登録カード数が前年対比69%も伸びた、と発表した。
ファイサーブが提供するソリューション名は「ユーチューズ(UChoose)」。リウォーズの負担は、加盟店、カード会社、あるいは両方というように、目的に応じて選択できる。
ファイサーブによると、デビットカードのリウォーズの伸びが予想以上だという。デビットカードの規制強化で収益が悪化した金融機関では、顧客維持と利用率アップのために、導入が進んでいる。
2011年にユーチューズを利用したカード利用者は、カード会社の収益を前年対比で62%も押上げた。ユーチューズ利用会員は非会員にくらべ50%も取引件数が多い。ひとりあたりの年間収益は52ドル強の差がついた。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。