2012年4月23日14:53
リコーリースは、ジェイティービー(JTB)との協業により、海外専用Visaプリペイドカード「リコーグローバルマネーカード」について「法人契約プラン」の取り扱いを2012年4月から開始したと発表した。近年、企業の海外進出が進む中、同カードの発行により、リコーリースの取引先である約40万社に対し、海外出張経費精算業務の効率化・リレーションの強化と、法人向けファイナンス事業の強化を図るという。
リコーグローバルマネーカードは、利用者がカード専用口座に日本円を入金すると、海外約200カ国・地域にある190万台以上のVisaやPlusマーク付きのATMからその国の現地通貨を引き出すことができるサービスである。 従来のトラベラーズチェックに替わる新サービスとして、海外専用のキャッシュカードのように利用ができ、また海外のVisa加盟店でのショッピングでも利用が可能だ。
法人契約プランでは、海外出張や駐在等の業務で複数の従業員が利用することを想定し、1つの専用口座で複数のカードを管理できる仕組みを用意した。企業が従業員の利用カードごとに利用限度額を設定できるため、 滞在経費を管理することが可能となり、現地で追加費用が必要となった場合でも、ファームバンキングなどを通じて追加入金(チャージ)ができるという。