2012年5月24日13:09
ロックオンは、eコマース市場の成長に伴うEC構築オープンソース「EC-CUBE」のさらなる進化に際し、「ECオープンソースのEC-CUBE」から「ECオープンプラットフォームのEC-CUBE」へブランドコンセプトを刷新すると発表した。
EC-CUBEは2006年9月に、独自性の高いECサイト構築を支援するため、ロックオンのEC構築パッケージをオープンソースとして公開した。同社の調べによると、すでに100万ダウンロードを突破し、推定1万7,000店舗以上で稼働中である。
しかし昨今では、eコマースはサイト構築のみで成立する時代ではなくなりつつあり、すでに楽天・Amazon・eBayなどのECプラットフォームは強力な集客機能や物流、O2O(オーツーオー)領域を加え、EC運営者や消費者に新たな価値を提供し、シェアを拡大している。
そのため、これまで「EC-CUBE」は、サイト構築機能を中心に展開していたが、今後はパートナーとの関係をさらに強化し、サイト構築の枠に限定されない、より柔軟で楽しいeコマースの発展に貢献するため、ブランドチェンジを行うことになったという。ECオープンプラットフォームにより、今後は自由に各種EC周辺サービスと連携できるようになるという。