2012年6月1日16:56
富士通エフ・アイ・ピー(富士通FIP)は、2012年6月1日から、ジェイティービー(JTB)に対し、旅行業界として国内初となる「ギフトカードASPサービス」の提供を開始すると発表した。
今回JTBに採用された「ギフトカードASPサービス」は、富士通FIPと凸版印刷が共同で開始したもので、ギフトカードの残高管理を行うリアルタイムプロセッシングサービスである。ISO/IEC27001をはじめ各種国際認証を満たした富士通FIPのデータセンターで運用されるサービスとして、すでに70社を越える企業に導入されている。
こうしたサービスとしての優位性に加え、富士通FIPと凸版印刷が連携することで、ギフトカード事業の導入に関するビジネスサポートから、ギフトカードの製造・発行、プロモーションサポートまで、ワンストップでサービスが提供できるという。こうした点が評価され、今回、旅行業界として国内で初めてJTBが導入し、「JTBトラベルギフト」として販売することになったそうだ。
なお、日本国内におけるギフトカードのマーケットは、大手アパレルショップや雑貨店、家電量販店、各種サービス業などでの導入に加え、百貨店業界での相互利用型ギフトカードの取り組みなどが進んでおり、導入企業数は400社を超えているという。