2012年6月4日14:46
マスターカード・ワールドワイド(MasterCard)は、北京でMasterCardカード会員を対象としたプライスレス・シティ・キャンペーンを開始した。同キャンペーンは、MasterCardのブランドがついたカードを保持する会員は誰でも利用できる。同キャンペーンを通じて、コミューンバイザグレートウォールのホテル敷地内の遊歩道から万里の長城への訪問や中国現存で最古の王宮庭園である北海公園にある宮廷料理店での食事などを、MasterCardカード会員に提供するという。
MasterCardでは、観光地でのマーケティングプログラムに継続的に取り組んでおり、プライスレス北京は、その一環となる。MasterCardプライスレス・シティ・キャンペーンは、2011年からニューヨーク、トロント、ロンドンの各都市で展開しており、アジア/太平洋・中東・アフリカ地域(APMEA)では、北京が初めてとなる。
プライスレス北京・キャンペーンは、北京オリンピックの会場として使用されたMasterCardセンター、三里屯のショッピングエリア、798芸術地区を中心に、市内全域を対象に展開するという。
同社では、MasterCardブランドのプロダクトへの親しみや選好度を高めるため、2012年にはプライスレス・シティ・キャンペーンの対象都市を順次拡大していく予定だ。このような取り組みは、MasterCardのパートナーや加盟店にも、MasterCardカード会員の獲得や定着率向上に向けたさまざまなイニシアティブとして活用してもらえると考えている。