2012年7月9日20:02
ジャックスは、太陽光発電システムの購入および設置費用のローンの取扱拡大へ向け、楽天とソーラーローンの取り扱いに関して提携したと発表した。
楽天が、「楽天ソーラー」ブランドで2012年7月17日からネット通販による家庭用ソーラーパネルの販売サービスを開始するにあたり、ジャックスはソーラーローンの取扱事業者として、ローン(分割払い)による支払いを希望する顧客の購入をサポートする。
国内では、東日本大震災の影響もあり、一般家庭においても節電対策や自然エネルギー活用への関心が高まっている。住宅用の太陽光発電システムは、システム導入に際して国や地方自治体による補助金制度もあり、消費者ニーズの高まりとともに販売チャネルも増加しているが、システム導入に際しての費用は、販売会社や施工会社により異なっている。その点、楽天ソーラーは、ネット通販を活用した独自の流通形態による低価格とパック制による明確な価格設定が特徴だ。
今回、ジャックスが取り扱いを開始する「楽天ソーラーローン(残債型)」は、太陽光発電システムの購入および設置費用に利用可能な残債方式の固定金利型ローンとなる。利用限度額は1,000万円で最長支払回数も216回(18年)払いまで用意しているため、顧客それぞれの資金ニーズやライフプランに合わせて月々の支払い額を決定できる。また、補助金の交付や余裕資金ができた際に、金利の軽減を目的とした「一部繰り上げ返済」も可能であるという。