2012年8月2日9:00
英国の非営利団体シティズンカード(Citizen Card Ltd.)は、年齢とIDを証明するカードを発行しているが、これに加えてVisaのプリペイド機能をもつカードを発行した。
カードがもてるのは12歳以上。カード券面には生年月日だけでなく、年齢を大きく表記しているのが特徴。12-15、16-17、18+、21+というように。
たとえば18歳以上かどうかを確かめるためには、カード券面の18+を確認すればいい。カード券面には、カラーで顔写真を印刷してあるので、本人かどうかをしっかり確かめることができる。
カードはICカードで発行費用として15ポンド、チャージ費用は郵便局がチャージ額の2%、ペイポイントは3%、銀行振込みは無料だ。ATM利用料は英国内が1ポンド、海外は2ポンドとなっている。
日本もようやく共通番号制度が導入されようとしている。これを機にプリペイド機能をつけたカードを発行すれば、子供手当や見舞金などをカードに給付できるようになる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。