2012年1月14日9:00
クリスマスにギフトカードをもらう習慣が定着した米国では、クリスマスが終わる12月26日をGift Card Exchange Datと呼ぶらしい。命名したのはギフトカード売買サイトを運営するGift Card Granny。
地方の使い勝手が悪いギフトカードを、汎用性のある全米展開のギフトカードに交換したり、現金に交換したりできる。
Gift Card Grannyでは12月26日に限って、最高92%の現金交換を実施した。通常ギフトカードの売却は額面の10%から20%オフ。たとえばiTunes Cardは20%オフで売却できる。
大手流通のターゲットの場合、額面の27.6%が売却額だ。購入する際には額面の92%となる。そのさやがギフトカード交換サイトの収益である。
ギフトカード交換サイトはCardpool、Plastic Jungle、Gift Card Rescue、Monster Gift Card、Swapagift.com、ABC Gift Card、GIft Card Swappingなどがある。
カード交換サイトにとって、クリスマスあけは大量仕入のチャンスだ。インセンティブで顧客をつり上げ、リピーターを囲い込むというのが交換日の目的だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。
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