2012年10月6日9:00
既存の決済サービスではなく、モバイルやWeb、ソーシャルメディアなどを使った新たな決済サービスの利用者が増えている。米FDIC(連邦預金保険公社)は、2011年に米国消費者を対象に実施した調査結果を発表した。
過去1年間にモバイル決済やプリペイド決済などの新しい決済サービスを利用した世帯は、米国全世帯のうち25.4%だった。4人にひとりの割である。特にノンバンクのサービス利用は便利で速く、銀行よりも高くないと回答している。
1年以上前からニューペイメントを利用している世帯は17.4%だった。まったく利用していない世帯は54.3%、わからないと回答した世帯は2.9%だった。
スマートフォンの普及が進み、NFCやバーコード、超音波などのインフラが整えば、ニューペイメントの利用はさらに加速するだろう。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。