2012年10月13日9:00
米国の大手通信キャリア3社のモバイル決済合弁会社ISISの実証実験は大幅に送れている。当初は2012年の夏にソルトレークとオースチンで実施する予定だった。
10月には再度スケジュールを発表するとしていたが、いまだに声を聞かない。そんななか、ISISは自販機決済提供会社のUSAテクノロジーと提携した。
ソルトレークとオースチンの自販機7,500台にISISの非接触決済端末を設置する契約を交わしたのである。USAテクノロジーは自販機に取付けているイーポート(ePort)カードリーダとコネクトをISISのNFC非接触決済にも対応する。
これらの都市ですでにUSAテクノロジーがイーポートを設定している自販機は1,500台。2012年12月末までに7,500台に拡大する。ISISの実証実験は自販機からスタートする。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。