2012年10月22日9:00
医療費の支払いをもっと便利にできないか。これは世界各国の悩みである。クレジットカードやデビットカードでの支払いが可能な国は多い。日本は現在開発途上。
米国では、病院や介護などのヘルスケアをターゲットに、患者の支払いサイクルを管理し、早期回収を実現するサービスが登場した。
米国のビリングツリー(BillingTree)が提供するヘリスケア決済ソリューションである。
ビリングツリーが病院や介護サービス会社独自にWebポータルを作成。患者がオンラインやモバイルから、カードや送金など多様な決済ができるようになる。
患者はオンラインで請求書を受取り、内容を確認し、支払える。ワンライムの支払いだけでなく、リカーリング支払いも可能だ。
高齢化が進む日本。医療費支払いの利便性を追求すれば、ニュービジネスのチャンスがある。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。