2011年9月15日9:00
米国では、国際ブランドがついた汎用クレジットカードとともに、そのショップチェーンだけで使えるハウスクレジットカードも保有する人が多い。
Auriemmaコンサルティングによると、カード保有者の半数弱(47%)がハウスクレジットカードを保有していることがわかった。
彼らの特徴は、リボルビング残高を恒常的にキャリーしていること。しかも、1枚だけでなく、複数枚のハウスカードに残高をもっていることがわかった。
汎用型のクレジットカードとハウスクレジットを比較すると、カード切換えの率が高かったのは汎用型だった。リボルビング残高をもっているからか、あるいはその店でいつも利用しているからか、ハウスクレジットは切換率が低かった。
ハウスクレジットの貸倒率は6月末で9.45%。汎用クレジットカードは6.33%。ハウスクレジットのほうがリスクは高い。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。