2013年1月21日16:52
オリエントコーポレーション(オリコ)と共同印刷は、「MasterCard PayPass」を搭載した縦型デザインのクレジットカード「OricoCard PayPass」を開発した。年会費は初年度無料、次年度以降1,312円だが、年1回のショッピング利用で次年度以降も無料となる。
OricoCard PayPassは、接触ICと非接触ICが1つになったデュアルインターフェイスのICモジュールを採用した。また日本で初めてPayPassを搭載した表面がシルバー色のICモジュールとなる。これは共同印刷の豊富な技術力により実現できたものであるという。
募集は、オリコWebサイト限定で2013年1月21日より開始し、初年度1万枚の新規入会を目指す。OricoCard PayPassは、リボ払い専用カード『UPty PayPass』に続き、プロパーカードとしては2つ目のPayPassカードのラインナップになる。利用者は、デザイン性や支払い方法などの希望に応じて、2種類のPayPassカードから選択可能だ。
現在、日本国内のみならず世界中でNFCサービスに注目が集まっており、PayPassはNFCサービスの中で代表的な決済アプリケーションとなっている。オリコは、2006年に国内で初めてPayPass搭載クレジットカードを発行。今回のOricoCard PayPassは、海外加盟店でのショッピング利用分がポイント2倍となり、海外旅行傷害保険も付帯されているので、海外への出張や旅行頻度の高い人に利用してもらいたいとしている。
同カードは、「思わず人に見せたくなるカード。キラリ光る、自分らしさ。」をコンセプトとしたオリコのデザインカードシリーズのラインナップに追加。流行に敏感な20代から30代の若者層にアピールするという。