2013年3月4日19:40
TFペイメントサービス(TFPS)は、同社が提供するクラウド型決済プラットフォームサービス「Thincacloud(シンカクラウド)」に、カシオ計算機の店舗支援端末「VX-100」と企業向けタブレット「V-T500」が対応したと発表した。これにより、すでに対応済のハンディターミナル「DT-5300」「IT-9000」とあわせて、シンカクラウドには決済処理を中心としたフロントエンドから売上管理を伴うバックエンドまで、また対面と非対面の両方の決済に対応する端末が揃ったという。
VX-100は、売上管理アプリと店舗支援アプリをプリインストールしたAndroidプラットフォーム採用のレジスターである。カシオ計算機とTFPS が共同開発した「NFCリーダー・ライター」を接続することで電子マネー決済サービスへの対応が可能になる。
V-T500は、無線LANとLTE(ロング・ターム・エボリューション)に対応、屋内外での高速無線通信機能と、大容量充電池による長時間運用、高い耐環境性を有するタブレット端末となっている。表裏両面からアクセス可能なNFCモジュールを内蔵しており、単体で電子マネー決済に対応可能だ。