2015年6月24日12:19
クラウド型電子決済プラットフォームサービス「Thincacloud/シンカクラウド」を提供するTFペイメントサービス(TFPS)と、シンガポールで電子マネー事業を展開するNetwork for Electronic Transfers(Singapore)Pte Ltd(NETS)は「シンカクラウド」に関する協業において、基本合意書を取り交わしたと発表した。
「シンカクラウド」はTFPSが2011年より日本国内で展開しているシンクライアント方式のサービスとなる。
現在、シンガポールでは一般的にリッチクライアント方式の電子決済サービスが利用されているが、今後NETSとTFPSは販売加盟店が導入しやすい低価格なクラウド型電子決済サービスをシンガポールで提供する予定だ。
同サービスは、特にアミューズメントや自動販売機、セルフサービス分野など、低コストでの非現金決済に適しているという。また、「シンカクラウド」を活用したシンガポールと日本の国境を超えた電子決済を実現するアプリケーションの提供にも取り組むそうだ。なお、NETSとTFPSは2015年末より「シンカクラウド」の試験導入を開始する予定となっている。