2013年3月5日18:47
楽天は、「楽天スーパーポイント」による集客・送客サービスの一環として、2013年春を目途に、新たに共通ポイントカード「Rポイントカード」を発行し、リアル店舗における「楽天スーパーポイント」の利用を試験的に開始すると発表した。
楽天グループではすでに、電子マネー「楽天Edy」やクレジットカードの「楽天カード」によるリアル店舗での決済時に、利用金額に応じた楽天スーパーポイントを付与・充当するサービスを提供している。今回、これらに加え、共通ポイントカード「Rポイントカード」を発行することにより、さらに多くの小売業をはじめとしたリアル店舗において楽天スーパーポイントの活用を可能にするポイントプログラムを提供するという。
具体的には、「Rポイントカード」に収められたバーコードや磁気情報により、ポイントプログラム加盟企業の店頭のPOSや端末を介して、楽天会員が楽天スーパーポイントを貯められたり、ポイントによる支払いをしたりすることを可能にする。
同サービスは、楽天会員8,156万人向けにネット上で提供している楽天スーパーポイントと自動的に合算される、会員にとって貯めやすい・使いやすいポイントサービスであるため、送客に効果があるという。また、「楽天グループが持つ、各種メディアでの告知による露出・送客効果」、「自社や他のポイントプログラムとの併用が可能」、「既存の磁気カード、バーコードの仕組みを利用するため、POSレジを利用している場合は、新たなハードウェア投資は基本的に不要」、「業界最安価な事務手数料水準」といった特徴があると楽天では発表している。