2022年9月21日11:21
アプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を提供するヤプリは、2022年9月20日、ポイントカード・会員証などを表示するマイページのアプリデザインを刷新したと発表した。
現在、「Yappli」で開発したアプリの約18%が、 ポイントカードや会員証を表示させる機能を導入している。また、会員登録したユーザーはそうでないユーザーと比べ、インストールから1年以内のアクティブ率が1.7倍高いというデータもあり、ユーザーエンゲージメントを高め、顧客管理を強化したい企業にとっては、会員登録を促す施策の重要性が増しているとした。
これまでYappliでは、 ポイントカード・会員証のページと、購入履歴やお気に入りを表示するマイページは別々に設計する必要があった。今回のマイページのデザイン刷新により、これらの機能を一画面に集約できるようになったことで、デザインの自由度が増すと同時に、ユーザーのアプリ体験がさらに高まるとした。
そして、アプリ起動時に表示されるTOP画面にマイページを設定することで、ポイントカード・会員証がすぐに表示可能になるそうだ。
具体的に、ポイントカードは、名前を提示したりランクに応じてデザインを変えたり、 有効期限を記載することができる ランクに応じて受けられるサービスが変わるロイヤリティプログラムの案内や、過去購入したアイテムを画像で確認できる購入履歴、お気に入り一覧などを合わせることでよりパーソナライズされたマイページを提供することができるとしている。
電子マネーは、飲食店やコンビニ、イベントやフェス会場など、利用頻度が高く、決済のスピードが求められる場面でニーズが高い機能だ。残高や有効期限を提示したり、メニュー表や今使えるクーポンへの導線と組み合わせるなど、利用シーンを想定したスムーズな導線設計が可能となる。
さらに、デジタル会員証では、ポイントカードと同様に販促としての活用に加え、大学や保険・カード会員などへ向けたデジタル会員証としての利用も増えている。会員優待に関する情報やプッシュ通知の履歴などをマイページ内で組み合わせ、ひとつの画面で必要な情報をまとめることが可能となる。
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ペイメントナビ編集部
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