2013年3月22日9:00
銀行の選択肢は、かつては支店の近さだった。それがATMの利便性になり、オンラインバンキングの有無になり、そしていまやモバイルバンキングの利便性になってきた。
モバイルバンキングはどこへ行くのもいっしょ。個人にとって最も身近な存在となっている。特に欧州ではモバイルバンキングへのシフトが大きな流れになっている。
調査会社のジュニパーによると、2017年までにモバイルバンキング顧客のうち19%がタブレット利用者になると予測している。顧客数にして2億人だ。2013年の利用者はモバイルバンキング顧客の9%。
タブレットはラップトップパソコンよりモビリティが高い。指先で直感的に利用できることも個人の生活行動と密着したものになる。
2017年のモバイルバンキング顧客数は10億人を超えると予測している。スマートフォンが8億人、タブレットが2億人ということになる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。