2013年3月27日16:00
クレディセゾンは、2013年3月27日開催の取締役会において、りそなカードからUCブランドにかかわるクレジットカード会員事業(加盟店事業を除く)を承継するにあたり、同社と会社分割(簡易吸収分割)を前提とした合意に至ったと発表した。
クレジットカード業界を取り巻く経営環境は、個人消費の低迷等による家計支出の抑制傾向に加え、貸金業法の改定への対応に伴うファイナンス市場の縮小等、極めて厳しい状況にある。そのようななか、両社は、環境変化に対応し得る体制の確立に向け、クレジットカード事業の効率化を図ることが必要と判断し、吸収分割方式による会社分割の合意に至ったという。 なお、既存の承継対象事業のカード会員に対しては、特段の手続を必要とすることなく利用を継続させるという。
今後は、分割決議取締役会と分割契約締結を2013年8月上旬に予定している。また、分割の予定日(効力発生日)は、同年10月11日になる予定だ。