2013年6月6日14:00
GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、2012年10月に設立したシンガポール子会社GMO Payment Gateway, PTE. LTD.(GMO-PGシンガポール)を通じて、海外決済サービス「GMO-PG Global Payment」の提供を2013年10月上旬より開始すると発表した。
現在、GMO-PGは、主に日本国内の事業者が国内で展開するeコマース等の非対面ビジネス向けに決済サービスを提供している。また、日本から海外向けに展開するeコマース事業者には、クレジットカード(日本円建て)、PayPal、中国向けAlipayの3つの決済手段を提供しているが、ここ1〜2年の間でインターネットビジネスを展開する日本企業の海外マーケット進出が相次いでおり、GMO-PGの既存の加盟店においても、海外の決済事情や各国のマーケット状況などについて関心が高まっているそうだ。
GMO-PGには、東南アジアを中心とするアジア各国に関する相談が多く寄せられており、同時に各国の通貨による現地での決済サービス提供の要望も増えているという。
GMO-PGでは2012年10月に海外統括法人としてGMO-PGシンガポールを設立。各国の決済事業者と連携し、海外決済サービス「GMO-PG Global Payment」を提供することとなった。
「GMO-PG Global Payment」は、2013年10月より、シンガポール・マレーシア・インドネシア・タイ・香港・台湾などの東南アジアや東アジアを中心に、順次サービスを展開していく予定だ。同サービス展開は、GMO-PGシンガポールと東南アジア各国に展開する主要な決済代行事業者とのビジネス・アライアンスにより実現するものです。各国における最適なアライアンス・パートナーを順次追加し、サービスを拡大していくという。
具体的には、GMO-PGが準備する「GMO-PG Global Platform」のAPIを加盟店のサービスのシステムに組み込んでもらうことで、海外各国の決済手段が利用可能になる。また、加盟店が独自に各国の決済代行会社の調査から交渉、契約、システム接続などを行う必要なく、加盟店の海外現地法人がGMO-PGと契約するだけで、各国の決済手段を利用できる。
さらに、「GMO-PG Global Platform」では、各国の現地の事業者と協業し、その国で最も利用されている各種決済手段を提供するそうだ。
GMO-PGでは、「GMO-PG Global Platform」を利用できる各国に現地法人や支店を設置し、日本語での交渉から運用サポートまで提供する。また、サービス利用各国の現地通貨で売上金を入金するため、為替変動の影響や海外への送金手数料負担などを受ける心配はない。
加えて、eコマース等の非対面ビジネスを行う際に必要となる物流やプロモーション、マーケティング等は、各国の事情に合わせた対応が必要となるが、決済サービスの提供にとどまらず、各国の現地事業者とタイアップして、加盟店のサービス展開に最適なソリューションを提案するという。
企業名 | 所在地 | HP | |
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GMOペイメントゲートウェイ株式会社 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-14-6 渋谷ヒューマックスビル [TEL] 03-3464-2323 [FAX] 03-3464-2477 |
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サービス概要 | |||
GMO-PGは、ネットショップや SNS・スマートフォン上で展開するコンテンツなどの非対面販売型の事業者、NHKなど月額料金課金型の事業者、並びに日本年金機構や東京都等の公的機関など4万店舗以上(GMOペイメントゲートウェイグループ2013年3月現在)の加盟店に、クレジットカードをはじめとする決済処理サービスを提供しております。消費者と事業者にとって安全性が高く便利な決済を実現し、日本の決済プロセスのインフラになることを目指しております。決済業界のリーディングカンパニーとしてイノベーションを牽引し、日本のEC化率の向上に貢献いたします。 |