2013年7月2日17:35
ベスカは、2013年7月1日から、複数店舗を運営する中堅企業向けに、会員管理サービス「Compass」を提供開始したと発表した。
Compassは複数店舗を運営する外食、サービス、小売等の中堅企業が自社会員に向けた販促施策に必要なツールを揃えた会員管理プラットフォームサービスとなる。導入企業は、管理者ポータルを通じて任意の会員データベースを作成可能だ。これによりモバイルサービスにおけるデータのみならず、実店舗のデータも容易にCompassのデータベースへ追加できる。また、Compassに格納されているすべてのデータはさまざまな条件抽出が可能だ。管理者ポータルを通じて提供される機能は、会員データベース作成機能、自動化設定が可能なメール配信機能、スマホ・タブレット・PCの画面サイズに対応した異なる会員が利用できる会員登録・会員情報更新Webページ作成機能等がある。
また、別途提供されているポイント・プリペイドサービスとの連携の際には、カードの利用履歴も同一の管理者ポータルから統合的に閲覧・分析することができるという。そのほか、API連携によるO2Oシステムの構築も可能としている。
Compassからポイント・プリペイドの履歴情報の活用や、そのほかさまざまな機能を用いて自社会員を分析し、セグメント化することで、ターゲットセグメントの会員に対するニーズに則した効果的なキャンペーン告知やO2O販促活動等をリーズナブルな月額サービス費用で実現可能なことがCompassの最大の特徴であるという。すでに、美容業界の店舗で採用されており、今後は外食・小売・他のサービス業界に展開していくという。