2013年9月18日23:17
コダックとベスカは、万葉倶楽部の新顧客管理システムを、クラウド型会員管理プラットフォームサービスの「Vesca Compass」を基盤に構築し、2013年9月3日より稼働開始したと発表した。
万葉倶楽部では、9月3日から新しい会員制度である「Manyo Premier Club」を旗艦店舗の「横浜みなとみらい 万葉倶楽部」にて運用を開始した。
今回開始した「Manyo Premium Club」は、4つのステージから構成される新しい会員制度で、会員は店舗サービスの利用頻度に応じ付加価値の高いサービスとホスピタリティーを優先的に受けることができるという。上位ステージへの移動は年間を通して随時行われ、ステージを移動した会員には、新ステージに応じた新しい会員カードが発行され、店舗内で利用可能なサービスの種類・品質が拡充される。
また万葉倶楽部では、これまで顧客管理業務を各館ごとに個別のシステムで運用していたため、顧客情報が全館で一元管理されておらず、顧客の利用実績管理や提供サービスの共通化、サービスの変更に対する迅速なシステムの対応、業務の負荷軽減等が課題となっていた。この課題の解決のため、万葉倶楽部では新会員制度の導入に当たって、クラウド型顧客管理サービス「Vesca Compass」を採用し、既存の顧客管理システムである「湯めごこち」の主要機能を新システムに移行し、顧客サービスの対応を各館個別から全館共通で提供可能とした。