2022年1月26日12:30
クレディセゾンは、顧客対応の最前線であるインフォメーションセンターとソフトウエア開発を担当するデジタル部門が一体となり、ナレッジ管理システム「COMPASS(コンパス)」を内製開発し、運用を開始したと発表した。
現在同社は、デジタルトランスフォーメーション戦略(CSDX戦略)を策定し、デジタル技術活用によるビジネス変革・転換を進め、サービスを通した新たな顧客体験の提供に取り組んでいる。全社横断型のDX推進体制を構築し、デジタル人材の育成、および内製化等の推進により、デジタル時代を先導する企業を目指しているそうだ。
ナレッジ管理システム「COMPASS」は、利用者からの問い合わせに「キーワード」や「お問い合わせ理由」など、さまざまな切り口でナレッジを検索できるようになった。これにより、インフォメーションセンターでは、利用者の多岐に渡る問い合わせに迅速に回答することが可能となるそうだ。また、構築にあたっては、デジタル部門とインフォメーションセンターが一体で取り組む「伴走型内製開発」を推進し、これまで抱えていた課題を短期間で全て解決させながら、社員の体験(EX)と利用者の体験(CX)を向上しているとしている。さらに、オープンソースの検索エンジンを活用し、画面デザインや各種機能は全て内製開発での構築を実現。アプリケーションに外部サービスを活用せずに構築することで、サーバ稼働費用のみで運営が可能となり、大幅にコスト削減しているという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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