2013年7月22日20:57
日本オラクルとTISは、決済代行事業者のベリトランスがペイメントカード業界におけるグローバル・セキュリティ基準PCI DSS (Payment Card Industry Data Security Standard)に対応した課金決済プラットフォームをリニューアルし稼働開始したシステムにソリューション提供したと発表した。
同プロジェクトでは、日本オラクルが高速データベースマシン「Oracle Exadata」、セキュリティ製品「Oracle Advanced Security」とデータ統合ソリューション「Oracle GoldenGate」の提供を、TISが「Oracle Exadata」の導入およびデータ移行を担当した。
新課金決済プラットフォームは、「Oracle Exadata」の活用により、従来は最大360分を要したバッチ処理が15分に、30秒以上かかる検索処理件数は約200件/日から約10件/日に削減され、処理性能の向上を実現していたという。また、「Oracle GoldenGate」を活用することで既存システムのデータを「Oracle Exadata」に複製し、システムの停止時間を極小化することで新プラットフォームへの移行を可能にしたそうだ。