2013年8月2日14:57
日本交通は、日本マイクロソフトとの協業で、スマートフォンから全国のタクシーが呼びだせるアプリ「全国タクシー配車」に、あらかじめクレジット情報を登録することで降車時に支払い手続きが不要になる新しいタクシー決済サービスを2013年8月2日から追加すると発表した。
「全国タクシー配車」アプリは全国44都道府県、約2万台(全国のタクシーシェア10%)のタクシーと提携し、タクシーの迎え先を地図上に設定し、注文できる。現在、「日本交通タクシー配車」アプリと累計で90万件ダウンロード、タクシーの配車台数は65万台を超え、アプリ経由のタクシー売り上げが15億円を突破しているそうだ。
今回、2012年12月から「日本交通タクシー配車」アプリで利用されている新しい決済サービス「ネット決済」を「全国タクシー配車」アプリに追加する。同サービスは、事前にスマートフォンでクレジットカード情報(JCB、AMEX、Diners、Visa、MasterCard)を登録した上で配車依頼をすると、降車時、決済端末処理や伝票へのサインなどの支払い手続きが不要になるサービスとなる。降車後、事前登録したクレジットカード情報を基に決済処理が行われ、乗車日翌日までに事前登録したメールアドレスに利用明細を送付する。
まずは、東京、埼玉、神奈川、熊本でサービスをスタートし順次提携タクシー会社を拡大していくという。
さらに新機能としてクラウドサービス「Evernote」と連携しネット決済で注文した利用明細を、Evernoteに保存できる機能を追加した。これにより事前にEvernote連携を登録することで決済処理確定後メールに配信されていた利用明細が、自動的Evernoteに記憶され、確認できるようになる。