2013年9月24日19:40
日本カードネットワーク(CARDNET)は、2012年12月より発売している「JET-S端末CATS300シリーズ」のクラウド型電子マネー機能をさらに強化し、2013年10月から電子マネー「楽天 Edy」に対応すると発表した。
オムロン製 CATS300は、クレジット、J-Debit、銀聯、CARDNET標準ポイントに加え、従来より各種電子マネーに対応してきたが、今回新たに楽天Edyにも対応する。これにより、1台のリーダライタで、QUICPay、iD、楽天Edy、および各種交通系ICカード(Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca)など、複数の電子マネー決済を取り扱うことが可能となる。
また、NFC規格にも対応しているため、将来的にNFCを活用した各種サービス(ポイント、プリペイドおよびクーポン等)も利用可能だ。さらに、リーダライタの機能をセンターに集約することで、従来型の CCT端末と比べ、よりリーズナブルな価格帯での提供ができるという。
そのほか、クラウド型電子マネーサービスのためセンター側の機能を拡張することで、原則JET-S 端末自体を置き換えることなく電子マネーのサービスを追加可能だ。