2016年10月4日18:56
日本カードネットワーク(CARDNET)は、2016年9月21日、モバイルペイメントを実現する「CARDNET トークナイゼーションサービス」を 2016年10月にリリースすると発表した。
「トークナイゼーション」は、世界的に需要が高まっているモバイルペイメントでも採用されている技術で、会員番号とは別の番号(トークン)を払い出し、同トークンを利用して安心・安全な決済取引を実現するものとなる。CARDNET はモバイルペイメントに対応したトークンサービスプロバイダとして、Apple Pay の日本展開にも参画し、カード会社向けにトークン発行、会員番号⇔トークンの変換等の機能を提供する。カード会社は自社で専用システムを構築する必要がないため、Apple Payにも対応した「トークナイゼーションサービス」を安価で迅速に、かつ、簡単に導入することができ、すでに国内数社が同サービス導入の決定、または検討しているという。
同サービスのシステム基盤としては、EMVCo のトークナイゼーションフレームワークに基づいており、 PCI DSSに準拠している。