2013年10月17日9:00
米国では金融セクターのベンチャーがホットだ。投資家の対象になっている。ハートランドペイメント(Heartland Payment Systems)は、2013年10月、あいついで2つのベンチャーに投資した。
ひとつはリーフ(Leaf)で、mPOSのベンチャー。2,000万ドルを出資した。リーフは米国マサチューセッツ州ケンブリッジに本拠を構えている。
アンドロイドタブレットをメインに、カードリーダも提供。割り勘が簡単にできるサービスが特徴で、その結果がすぐにテキストで送られてくる。レストラン業界がターゲットで、テーブルの混雑状況や待ち時間も管理できる。
もう1社はバーやレストランをメインターゲットにしているタブドアウト(Tabbedout)で、775万ドルを出資。タブドアウトは最近Googleウォレットを使えるようにして話題になっている。
ハートランドはレストラン業界に強く、毎日1,100万件のトランザクションを処理している。今回の投資は、ターゲットのレストランにいままでにない総合的なサービスを提供するためである。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。