2013年10月24日9:00
ニュージーランドの会計ソフト会社ゼロ(Xero)は、150億円(1.5億ドル)を米国のベンチャーキャピタルなどから調達した。
ゼロはニュージーランドとオーストラリア市場に公開している企業だが、新たな資金を調達するため、取引を停止していた。
ゼロは米国でのビジネス拡大にこの調達資金を活用する。2011年に米国市場に参入したが、そこは会計ソフト最大手Intuitの牙城。圧倒的なシェアを崩すことがむずかしかった。
Intuitは会計ソフトのクイックブックを改訂したばかり。ゼロは調達した150億円で、Intuitに迫ることができるのだろうか。オンラインソリューションの質にかかっている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。