2013年10月28日9:00
香港の交通系非接触決済のオクトパス(Octopus)が、モバイルキャリアのPCCW-HKTと提携し、モバイル非接触決済のテストをはじめた。
利用者はジェマルトが提供するシムカードを、NFC搭載のスマートフォンに装着し、FeliCaベースのオクトパスアプリをインストールして使う。
新モバイル決済は、地下鉄、鉄道、バス、フェリー、ミニバスやタクシーなど、香港のすべての交通機関で使えるようにする。加えて小売店やレストラン、自動販売機、イベントチケットにも展開する予定だ。
新オクトパスはアプリを立ち上げることなく、おサイフケータイと同様に、いつでも端末にかざすだけでいい。残高や利用履歴はモバイルで確認する。
テストでは5,000枚のシムを使う。ソニーのスマートフォンのXperia V、Z、ZR、ZUltra、Z1の購入者が対象。通常はアクティベーション費用として100香港ドル($12.9)が必要だが、テストは無料だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。