2013年10月29日16:45
NTTドコモ、MasterCardは、MasterCardが世界50カ国以上で展開する非接触決済サービス「MasterCard PayPass」加盟店において、ドコモのケータイクレジット「iD」が利用可能なスマートフォンをかざして決済が可能となる「iD/PayPass」機能を2014年2月5日から提供開始する予定であると発表した。
同機能提供により、ドコモのNFC(FeliCa+TypeA/B)を搭載したおサイフケータイ対応スマートフォンでのiD利用者は、「iDアプリ」に簡単な設定をするだけで、海外の「MasterCard PayPass」加盟店での現地通貨または円による決済が可能となる。これにより、扱い慣れない現地通貨を現金で用意することなく、渡航先において店頭でスマートフォンをかざして支払いが完了するという。利用に際しては、「DCMX」カードを保有し、かつiDを利用することが必要となる。
これにより、「iD/PayPass」機能利用者は、従来よりiDが利用可能な日本国内約50万台のiD読み取り端末(リーダーライタ)を設置している加盟店等に加え、新たに世界約120万か所のMasterCard PayPass加盟店でも決済が可能となる。
利用者は、ドコモのNFC(FeliCa+TypeA/B)を搭載したおサイフケータイ対応スマートフォンを保持している必要がある。また、TypeA/Bの決済に対応したドコモminiUIMカード(ピンク色)がスマートフォンに搭載されていること、「iD/PayPass」機能提供開始にあわせてバージョンアップ予定の「iDアプリ」「DCMX」カードを保有の上、「iDアプリ」にカード情報を設定しておく必要がある。
なお、2013年12月にハワイ・ホノルルで開催される「JALホノルルマラソン2013」にあわせ、現地時間の2013年12月1日~2014年1月13日まで「iD/PayPass」機能を先行して体験できる「iD/PayPassハワイでおトク!キャンペーン」を実施する予定だ。キャンペーン期間中に、米国ハワイ州のPayPass加盟店で「iD/PayPass」を利用すると、利用金額の15%(上限1万円)を後日ドコモ口座にキャッシュバックする。