2013年11月8日9:00
ある日突然、自社のクレジットポートフォリオから多額のリボルビング残高が消える。1990年代にキャピタルワンがはじめた残高移行キャンペーンは、クレジットカード会社を震撼させたものだ。
それから20年経ったいまも、クレジットカードのリボルビング残高移行キャンペーンは、顧客獲得と残高積み上げの有効な手段となっている。
いままでペーパーワークとなっていた残高移行だが、U.S.Bankはモバイルフォトを活用した残高移行サービスをはじめた。モバイルフォトのソリューションを提供するのはミテック(Mitek)社。
カード保有者はスマートフォンやタブレットのカメラでクレジットカードの利用明細を撮影し、送信するだけでいい。残高は自動的にU.S.Bankのカードに移行される。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。