2013年12月5日9:00
スマートフォン利用者が提携するショップに来店すると、キックスというポイントがもらえるサービスを提供しているショップキック。このサービスは超音波を使ったものだが、新たな試みはブルートゥースの活用だ。
ショップキックのビーコンは「ショップビーコン(ShopBeacon)」と命名。2013年11月20日、サンフランシスコとニューヨークにあるメイシーズ(Macy’s)百貨店でテストを開始した。実際の小売店でテストするのは、ショップキックが米国初である。
超音波とビーコンのちがいは、より正確にスマートフォンへ特典通知できるようになったこと。商品の横にビーコンを設置してあれば、その横を通ったときにすぐアプリが開いて、商品情報を教えてくれる。あるいは、ほしいものリストにいれた商品があるコーナーにくれば、正確にその場で通知してくれる。ビーコンのバテリーは5年間という長寿だ。
ビーコンはまだ揺籃期だが、それゆえにビジネスチャンスありとみたベンチャーや大企業が、ビーコン活用にチャレンジしている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。