2014年1月9日14:30
三菱UFJニコスは、今春の入学シーズンに向け、全国の大学を対象に、入学金や授業料、受験(検定)料、寄付金といった各種料金のクレジットカード決済による収納の働きかけを強化すると発表した。
強化するのは、大学の入学金、授業料、受験料、寄付金、校友会費といった大学マーケットの料金。VisaやMasterCardの加盟店業務を行う同社が大学マーケットでの各料金の収納代行やWebサイト(申し込み画面)製作、システム構築を手掛ける収納代行会社と組み、カード決済の効率的な導入を実現させるものです。
これにより、各大学は、入学にかかわる事務処理が大幅に軽減されるなどのメリットがあるという。また、受験生の保護者、あるいは在校生、卒業生は、いつでもどこでもスマートフォンやPCからインターネット経由で、各大学のWebサイトの申し込み画面にアクセスし、VisaやMasterCardのクレジットカード払いの手続きができるようになる。
三菱UFJニコスでは、すでにこの仕組みを93校(2013年12月末現在)に導入しており、大学マーケットは今後も開拓の余地が十分にあると考えているそうだ。また、カード利用者にとってポイント制度の適用が受けられるお得感もあることから、同社はこの分野へのアプローチを加速し、2年後には300校まで拡大させたいとしている。