2014年3月24日9:30
ヤマトシステム開発(YSD)とヤマトフィナンシャル(YFC)は、ファーストキッチン(FK)へ1台で複数の主要な電子マネー決済ができる「マルチ電子マネーサービス」の提供を2014年4月1日から開始すると発表した。ハンバーガーショップ業界で、交通系電子マネーを含む複数の電子マネーを1台の端末で決済できるサービスを導入するのは今回が初となる。導入する電子マネーは、「Kitaca」「Suica」「PASMO」「TOICA」「manaca」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」の交通系電子マネーおよび「nanaco」「楽天Edy」「WAON」となる。
FKでは、かねてより顧客から店舗への電子マネー導入に対する要望が多数寄せられていた。加えて小売、飲食業界への急速な電子マネー普及という市場環境の変化、2014年4月の消費税増税で電子マネーの普及が急速に伸びることも併せて考慮した結果、顧客の利便性と満足度の向上、市場競争力の強化のために、複数の電子マネーが利用できるマルチ電子マネーサービスの導入を検討してきたという。
まずは、4月1日から、豊洲センタービル店、渋谷宮益坂店、外苑前店、蒲田東口店、鶴見ミナール店の5店舗で導入・利用を開始。また、全店約130店舗のうち、優先的に路面店60店舗へ順次導入を予定しているそうだ。