2014年4月22日12:52
大興電子通信と富士通エフ・アイ・ピー(富士通FIP)は、テイツーが2014年4月22日から、同社の古本、TVゲーム、トレーディングカード等の新品およびリサイクル品の販売・買取を行う「古本市場」などで開始する「TAY-TWO POINT CARD」サービス向けに、富士通FIPのSaaS型ポイントサービス「ValueFront(バリューフロント)ポイントサービス」を提供すると発表した。同サービスは、メンバーズカード会員データの「収集」、「管理・分析」、「アプローチ」の機能をSaaS型で提供するものとなる。
テイツーは、古本、TV ゲームソフト・ハード、トレーディングカード、DVD、CD の買取および販売を、「古本市場」を中心とした国内114店舗で展開している。テイツーではこれまで、リライト式ポイントシステムを使い、店舗により、「ふる1かーど」「ブック・スクウェアカード」「3Beeカード」の3つのサービスを提供していた。しかし、長年のサービス運用を経て、会員の増加に伴うカードコストの増大、ハードの老朽化、運用の煩雑化が課題となっていた。また、会員サービスの利便性を高めるため、子会社であるカードフレックスジャパンが発行するプリペイドカード「TAY-TWO CARD」へのポイント交換(チャージ)を検討しており、それらの施策を実現し、同時に同社が抱えていた課題を解決できる基盤の構築を検討していた。
こうした状況において大興電子通信と富士通FIPは、大興電子通信が店舗系システムから基幹システムまで様々な企業に提供し培ってきたノウハウと、流通小売業を中心に数多くの導入実績のある富士通FIP の「ValueFront ポイントサービス」を活用し、「TAY-TWO POINT CARD」サービスを構築したそうだ。
同サービスは、携帯電話、スマートフォン、PC から、会員情報の登録、変更が可能だ。会員の専用サイトから、いつでもポイントの残高確認や 利用履歴、お知らせ情報、会員ランク(ランクUPに必要な購入金額)などの参照が行える。また、貯まったポイントは、マイページ上で自社プリペイドカードに交換(チャージ)することができるという。
運用に関わるコスト・負荷の低減も図れるそうだ。従来のリライト式ポイントシステムと比較して、カード一枚当たりのコストが低減される。従来のポイントカードの運用には専用端末が必要だったが、POS端末でポイントを付与できるため、レジオペレーションの簡素化を実現する。さらに、既存の膨大な顧客情報を、富士通FIPのデータセンターに集約することで、顧客情報管理や運用に関わる業務のコスト・負荷を軽減し、経営資源の安全かつ効率的な活用を実現可能だ。
加えて、データの「収集」、「管理・分析」、「アプローチ」機能で顧客とのコミュニケーション強化と販売促進を実現できる。「一般」「VIP」の会員ランク制度を設け、会員ランクごとにポイント付与、その他インセンティブを実施することで、優良顧客の育成につなげることができるそうだ。
企業名 | 所在地 | HP | |
---|---|---|---|
富士通エフ・アイ・ピー株式会社 | 〒135-8686 東京都江東区青海2-4-32 タイム24ビル [TEL] 03-5531-5199 [FAX] 03-5531-0345 |
||
サービス概要 | |||
富士通エフ・アイ・ピーが提供するギフトカードサービスは、ギフトカードのみならず、ハウス電子マネーにもご活用頂けるSaaS型サービスです。導入サポートから残高管理、カード発行に至るまでワンストップでサービスを提供しており、国内最大級の実績ある高信頼サービスです。 |