2014年4月22日16:48
GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、リアル・ネットを問わず、スマートフォンのアプリ(iOS対応)を利用するだけで料金の支払いができるスマホ決済サービス「GMO Pallet」の提供を、2014年4月22日より開始すると発表した。まずは、東京都渋谷区の道玄坂周辺エリアで同サービスによる決済可能な店舗を開拓し、順次エリアを拡大していくという。
また、同日よりGMO-PGを含むネット系ベンチャー企業やスタートアップ企業などが多数存在する道玄坂周辺エリアを“スマートに決済できる地域”として世界に発信するべく、同エリアにあるお店の店長・賛同者・応援団100人に参加してもらう「店長100人委員会」を立ち上げた。「店長100人委員会」は、「GMO Pallet」の改良や普及活動への参加を通じ、顧客への未来決済環境の創出やスマートな消費体験の提供に取り組むという。
「GMO Pallet」は、GMO-PGが開発したサービスで、飲食・アパレルなどリアル店舗などでの支払いが、スマホアプリ上で完結するため、顧客は決済時にクレジットカードを財布から出す必要がないという。店舗側にとっても、決済処理にかかる業務の効率化を実現可能だ。
利用者は、「GMO Pallet」アプリ(無料)をダウンロードし、クレジットカード情報(Visa/MasterCard)を登録するだけで、店舗での支払いをスマートフォンでの2タッチ(1スワイプ=チェックインと1タイプイン=4ケタ暗証番号)で行うことが可能だ。また、利用店舗からのクーポンなどを得ることもできるという。
店舗側は、「GMO Pallet」への申込み手続き後、店舗専用の「GMOPalletレジ」アプリ(iOS対応)をモバイル端末(スマートフォン・タブレット)にダウンロードし、GMO-PGが発行するID・PWを登録することで、顧客に「GMO Pallet」による決済手段を提供できるようになる。決済処理業務の効率化に加え、来店・販売履歴など顧客情報を容易に管理することが可能だ。
また、支払いする顧客へ金額確認と暗証番号入力を行ってもらうスマートフォンは、顧客が所有するスマートフォンだけでなく、店舗側のモバイル端末でも利用可能だ。例えばレストランなどのテーブル会計では顧客のスマートフォンを利用、カフェスタンドなどオーダー時に支払いをする場合は店舗側端末を利用など、利用シーンに応じて決済手段を提供することが可能だ。
なお、「GMO Pallet」利用料金は3.24%の決済手数料のみとなる。
GMO-PGでは、「GMO Pallet」の本格サービス開始を今秋に予定しており、4月22日より東京都渋谷区道玄坂周辺地域を中心に、導入希望店舗の先行受付を開始した。
また、今後「GMO Pallet」の仕組みをプラットフォームとして、店舗のニーズに応じてOEM型や加盟契約型(独自アプリ対応)での決済サービスも提供するほか、ネットショップでの決済手段の一つとしての「GMO Pallet」の提供も行うという。
企業名 | 所在地 | HP | |
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GMOペイメントゲートウェイ株式会社 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-14-6 渋谷ヒューマックスビル [TEL] 03-3464-2323 [FAX] 03-3464-2477 |
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サービス概要 | |||
GMO-PGは、ネットショップや SNS・スマートフォン上で展開するコンテンツなどの非対面販売型の事業者、NHKなど月額料金課金型の事業者、並びに日本年金機構や東京都等の公的機関など4万店舗以上(GMOペイメントゲートウェイグループ2013年3月現在)の加盟店に、クレジットカードをはじめとする決済処理サービスを提供しております。消費者と事業者にとって安全性が高く便利な決済を実現し、日本の決済プロセスのインフラになることを目指しております。決済業界のリーディングカンパニーとしてイノベーションを牽引し、日本のEC化率の向上に貢献いたします。 |