2014年5月23日13:27
クレディセゾンは、シンガポールに現地法人「Credit Saison Asia Pacific Pte. Ltd.」を設立したと発表した。また、インドネシアのジャカルタ市に駐在員事務所を開設した。
シンガポールに設立したCredit Saison Asia Pacific Pte. Ltd.は、ASEANのハブ拠点として、地理的優位性を活かしてスピーディーかつコストを抑え、すでに進出している中国やベトナムの拠点に加え、他のアジア諸国における事業開発をサポートするそうだ。さらに、東京と比べて鮮度の高い情報や人的リソースが集約していることを活用し、各国のマーケットへの参入を加速させるための戦略基地として、各国拠点をバックアップする体制を整える。
また、インドネシアは、中長期的に富裕層や中間層の増加による消費活動の活性化とそれに伴うリテールファイナンスのニーズの高まりが期待されているが、駐在員事務所を開設することで、このような有望なマーケットにおいて、現地企業とのアライアンスも含め、リテールファイナンス事業の参入に向けた情報収集とマーケット調査を開始した。
今後は、ASEANに進出している小売やネットを含めた日系企業や各国のさまざまな現地企業と、同社のビジネスノウハウを活かして戦略的なパートナーシップを組むことなどにより、早期に各国のマーケットへの参入を実現させていきたいとしている。