ブラジル銀行と提携プリペイドカードを発行(ジャックス)

2014年5月26日13:02

ジャックスは、在日ブラジル銀行と提携し、多通貨対応型プリペイドカード「Visa TravelMoney“Gonna”(ビザ トラベルマネー ゴナ)ブラジル銀行提携カード」を2014年 5月26日から募集開始すると発表した。

「Visa TravelMoney “Gonna”(ビザ トラベルマネー ゴナ)ブラジル銀行提携カード」(出典:ジャックスのプレスリリース)
「Visa TravelMoney “Gonna”(ビザ トラベルマネー ゴナ)ブラジル銀行提携カード」(出典:ジャックスのプレスリリース)

ブラジル銀行はブラジルの最大銀行となり、日本では1972年に初の在日支店を開設している。1つの口座でレアルを含めた多通貨を運用できるマルチカレンシー預金や、迅速かつ安全な海外送金サービスやオンライン取引などにも力を注いでいるそうだ。

同カードは、ビザ・ワールドワイド(Visa)が展開するVisaトラベルマネーをベースに、マルチカレンシー(多通貨対応)機能を搭載し、ブラジル銀行の円及び外貨預金口座を保有する顧客向け専用カードとして提供する。

特長としては、ブラジル銀行の外貨預金口座から外貨を直接チャージでき、チャージした通貨で外貨建て決済が可能だ。また、米ドル・ユーロでも外貨建て決済が行える。さらに、Visaブランドの搭載により、世界200以上の国と地域のVisa加盟店で幅広く利用可能だ。加えて、海外のVisa加盟店では外貨建てでショッピングすることができるという。

そのほか、国内でも海外でも利用した分だけキャッシュバックが受けられるサービスを提供する。会員は、利用金額に応じて、月間利用金額の0.2%がキャッシュバックされる。

ジャックスは同カードを販売することで、ワールドカップやオリンピックを開催するブラジルへの旅行者の利便性向上に努めるという。また、在日ブラジル人向けに決済手段を提供することで、国内のプリペイドカードの市場拡大を図るという。ジャックスでは今後もカード券面を開放し提携プリペイドカードとして幅広く販売することで“Gonna”ブランドの浸透を図る狙いだ。

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