2014年8月9日9:00
カードの磁気情報を無線に変換して既存POSで決済する、というユニークなモバイル決済を発明したループペイにVisaが投資した。
専用のホブ(Fob)をモバイルのヘッドフォンジャックに差込み、既存の磁気カードをスワイプすると、ループペイのアプリが磁気情報を格納する。カードの格納枚数に制限はない。
ショッピングには、利用するカードをモバイルで指定し、既存のPOSに専用のモバイルフォブやチャージケースを近づけるだけで決済が完了する。
既存POSの90%に対応するので、マーチャントはPOSを改修する必要がない、というのが強み。現在はiPhoneに限定しているが、Androidにも対応する予定だ。
ループペイにはGEキャピタルの投資会社も投資している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。