2014年8月16日10:28
PayPalは傘下のビルミーレイター(BillMeLater)を後払いサービスとして5年間続けてきたが、このたびサービス名称をPayPalクレジット(Paypal Credit)に変更することになった。
PayPalは名称変更によって、クレジットビジネスに本腰を入れる姿勢を明確にした。収益性を高めるためである。PayPalクレジットは消費者向けのサービスだ。
マーチャント向けのクレジットサービスは、PayPalワーキングキャピタル(Paypal Working Capital)。スモールビジネスを対象とした融資プログラムである。
PayPalは消費者とマーチャントの両翼にクレジットビジネスを展開することにより、収益の大幅増をめざす計画だ。ただし、クレジットビジネスの要諦はリスクマネジメント。独自の与信システムが鍵となる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。