2014年8月21日9:00
米国のクレジットカードに復活の兆しがみえてきた。カード取扱高が伸びているだけでなく、リボルビング残高も積みあがっている。しかも貸倒率は低い。
チェイスの第2四半期、カード取扱高は12%アップ、貸倒率は43ベーシスポイントさがった。キャピタルワンのカード取扱高は11%増、貸倒率は76ベーシスポイントさがっている。
バンクオブアメリカの第2四半期、クレジットとデビットの取扱高は前年対比4%増だったが、第1四半期対比では8%アップしている。景気の回復とともにカード利用が増えている。
残高も好調だ。バンクオブアメリカの第2四半期におけるリボルビング残高は13億ドル増えた。貸倒率は3%を切っている。チェイスの第2四半期残高は1%伸びて1,237億ドル(約13兆円)になった。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。