2014年8月24日9:00
英国決済協会が推進しているモバイル送金サービスPaym(ペイエム)が、スタートしてから100日をまたずに100万人が銀行口座登録を達成した。その瞬間は、7月31日の19:09:03だった。
2014年4月29日にスタートしたPaymは、携帯電話番号と銀行口座を紐つけ、携帯電話番号で簡単に銀行間送金できるサービス。そのために、英国決済協会は携帯電話番号と銀行口座をつなぐセントラルデータベースを構築した。
Paym利用のためには携帯電話番号と銀行口座を登録する必要があるが、その人数が100万人を超えたのだ。バンクオブスコットランドやバークレイズ、HSBC、ロイズなど、英国の銀行はすべて参加している。
何といっても魅力なのが、送金手数料が無料だということ。既存の銀行間送金は有料のケースが多いが、Paymを使うと無料になる。7月末日までの送金額は650万ポンド(約11億円)になった。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。