2014年9月12日9:00
スペインのCaixaBank(カイシャ銀行)が非接触ATMに5億ユーロ投資すると発表した。台数にして8,500台。1台あたり約800万円になる。
ベンダーは富士通だ。10年のパートナーシップ契約で、総額700億円の受注となる。今年から導入を開始する。富士通とCaixaBankは2011年から非接触ATMのプロジェクトを組んでいた。
利用者はATMにカードを挿入する必要がなく、タップするだけでいい。非接触に対応するため、モバイル機器やウェアラブルでの入出金も可能になる。
CaixaBankによると、従来のカード挿入にくらべ、30%もトランザクションが速くなるという。新ATMは、自動通帳認識機能や現金のリサイクル機能も搭載している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。