2014年9月8日15:49
MasterCardは、2014年9月8日、MasterCardの関連会社であるデータキャッシュが、エイチ・アイ・エス(H.I.S.)海外拠点のH.I.S.マレーシアとインドネシアに対し、同社が提供する最新の不正対策決済ソリューション「GateKeeper 2.0」を導入したと発表した。
H.I.S.は日本国内に298店舗、海外122都市177支店を展開しており、売上高は年間4,794 億円に達する。同社は以前より海外数カ国にて、データキャッシュが提供するマルチチャネル対応のオンライン決済プラットフォーム「DataCash MiGS」(元「MasterCardインターネット・ゲートウェイ・サービス」)を利用している。「DataCash MiGS」により、H.I.S.は複数地域のオンライン決済の受理と処理を共通プラットフォームで行うことができるが、今回、対象国にマレーシアとインドネシアが加わったそうだ。「DataCash MiGS」は、世界で120のアクワイアラとつながっており、このグローバル性が、H.I.S.の今後のオンライン販売の海外展開拡大をサポートするという。
「DataCash MiGS」の一部として、H.I.S.はさらにデータキャッシュが提供する次世代型不正・リスク対策決済ソリューション「GateKeeper:2.0」を導入し、統合した。同ソリューションの導入により、不正やリスクをより正確に検出することができるそうだ。