2014年9月24日8:23
全日本空輸(ANA)とJR東日本は、ANA国内線機内販売で、JR東日本が発行する電子マネー「Suica」による支払いができるサービスを、2014年10月1日より開始すると発表した。
Suicaは各交通系電子マネーと相互利用サービスをしているため、各交通系電子マネーの取扱いも可能となる。また、ANA国内線機内販売での支払いの際、対象となるSuicaを利用すると「Suicaポイント」が付与される(200円で1ポイント)。
今回、国内線の機内販売で交通系電子マネーを導入するのは、日本の空では初めての取り組みとなり、国内線の限られたフライト時間の中でも、小銭を出す必要なく、短時間で買い物が可能となる。また、Suicaを始めとした交通系電子マネ-の決済件数が着実に伸びている中、例えば自宅から出発空港までの移動、機内での買い物、到着空港から目的地までの移動と「陸」・「空」においてシ-ムレスに利用できるようになるという。
さらに、サ-ビス開始を記念して、Suicaなどの交通系電子マネーを国内線の機内販売で利用した人を対象にした、「Suicaのペンギンオリジナルしおり(非売品)」プレゼントキャンペ-ンを実施する。
ANAとJR東日本は、これまでも「ANA VISA Suicaカード」を発行(2008年10月より)するなど、さまざまな取り組みを行ってきたが、今後もさらなる利便性向上を図っていく方針だ。