2014年9月30日19:20
イオンと、東京都日野市は、2014年9月30日、相互協力・連携に関する協定の締結に合意したと発表した。
今回の協定は、日野市の一層の活性化及び市民サービスの向上に向けて、相互の連携を強化することを目的に締結したという。同協定の締結により、イオンと日野市は、日野市のまちづくりに関する連携に努めるほか、市民の健康維持増進、産業の活性化及び地域雇用創出、環境保全、災害対策、電子マネー「WAON」を活用した地域振興などについて協力し、さまざまな取り組みを進めていくそうだ。
同協定の取り組みの第一弾として、イオンは日野市が土方歳三などを輩出し、新選組にゆかりの深いことから、新選組の隊旗をモチーフにした「ひの新選組WAON」を2014年11月1日より発行する。イオングループの店舗をはじめ、マクドナルド、ファミリーマートなど全国約19万カ所の「WAON」加盟店で「ひの新選組WAON」を利用して支払われた金額の一部をイオンが寄付し、日野市の産業振興に役立ててもらうという。
また、「ひの新選組WAON」の発行に合わせて、同カードを活用した「ひの新選組ポイント」サービスが開始される。同サービスはひの新選組ポイント運営事務局が、イオンおよびイオングループのフェリカポケットマーケティングと連携し実施する日野市内限定のポイントサービスで、地域に密着した買い物の利便性を高め、地域活性化の一助となるべく開始するものであるとしている。
なお、「ひの新選組WAON」は、東京都、神奈川県、千葉県、山梨県のイオン65店で販売を開始し、その後、順次全国のイオンで販売する。初年度の販売目標は3万枚となっている。