2014年11月24日9:00
米国では磁気カードからICカードへの移行が急速に進んでいる。VisaやMasterCardのレギュレーションだけでなく、米国政府の金融セキュリティ強化方針もIC対応を打ちだしたからだ。デッドラインは2015年10月。
カードがICチップを搭載すれば、マーチャントのカード決済端末もIC対応しなければならない。モバイル端末に磁気カードリーダを装着してマーチャント開拓してきたmPOSベンダーは、いまICカード対応に追われている。
mPOSの先駆者であるSquareは、ICカードリーダの事前予約を開始した。いままで無料で配っていた磁気カードリーダだが、ドングル型ICカードリーダは29ドル、テーブルトップ型は39ドルだ。
iOSとAndroidの両方に対応。ICとともに磁気カードも処理できる。出荷は2015年初頭。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。