2014年11月28日14:46
盛岡商工会議所や地域商店街・大型店等が出資し、ソフト事業に特化した新会社として「盛岡Value City(盛岡ヴァリューシティ)を設立した。
盛岡Value Cityでは、電子マネー機能を有する地域共通ポイントカードとして「MORIO-Jカード(モーリオ-ジェイカード)」システムを立ち上げ、地域循環型の経済を実現するともに生活や観光情報等、盛岡地域の各種情報をワンストップで提供するポータルサイト事業を展開するという。
「MORIO-Jカード」は、地域で貯めて使えるポイントサービスとなる。同カードは、買い物に加え、ボランティアなどの社会貢献や各種イベント参加で「MORIO-Jポイント」が付与される。
利用者は加盟店での買い物100円につき1ポイントが貯まり、貯まったポイントは1ポイント=1円として買い物に利用できる。店舗は1ポイント発行につき2円をポイント発行費として事務局に支払う。また、当該店舗が発行した「MORIO-Jカード」の保有者が店舗で買い物をすると、その金額の一部がキャッシュバックされるそうだ。
さらに、クーポンや値引きとは違う継続的な販売促進サービスとして、地域内の多くの事業者の加盟を目指す。さらに、地域ポータルサイトでの情報発信、顧客行動管理システムを提供するという。
なお、同カードにはイオンの電子マネー「WAON」の機能が搭載されている。