「City as a Service」の実現を目指してJCBの購買統計データ活用へ(グルーヴノーツ)

2020年5月12日12:35

ジェーシービー(JCB)は、グルーヴノーツと、「City as a Service(シティ・アズ・ア・サービス、CaaS)」の実現に向けたJCBの購買統計データ活用に関する基本合意書を締結したと発表した。

City as a Service概念イメージ(JCB/グルーヴノーツ)

今回の提携は、社会課題の解決に向けて自社保有データを役立てられないかと考えるJCBと、データの連携・活用により都市状況の可視化・分析を図りたいグルーヴノーツが、地域・事業者の連携・活性化に向けて「City as a Service」パートナーシップを構築することで両者の意向が合致し実現したもの。

購買統計データは、人は何を求めているのかが表現されたものだ。顧客のニーズを掴みよりよいサービスを作り上げていくために、異なる切り口のデータを組み合わせ、事業の状況を明確に分析することは大きな効果を生み出す。またAIを利用して、SNS等での話題や、店舗内を撮影した画像、不動産や交通データなどを同時に扱うことで、データに裏付けされた新たな気づき・仮説の獲得、より安定的で高精度な予測の実現が可能になる。

これにより、都市に訪れる人の特徴を捉え、交通・商業・道路網など都市機能に求められるものを明らかにし、快適な店舗、快適な交通サービス等の実現を目指す。

今後「City as a Service」では、購買統計データを皮切りに、気象データやSNS投稿データ、人流データや商業施設・ビルの利用データなどさまざまなデータを連携し、都市のビッグデータから状況の可視化や分析を通じた社会への価値提供を目指す。

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ペイメントナビ編集部

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